〜ヒロコさまリクエスト〜



?」
「何?」
「あんた奥村と本当に付き合ってないの?」
「しつこいなぁ…」
「ゴメンゴメン
あっそういえばさぁ…」

最近友人がいつも聞いてくること…

〜ちゃ〜ん」
「…んで」
「シカトかいな…」
「何よ…」
「あは〜ん、今日も待っといてな」
「なんであんた待っとかなきゃいけないのよ…」
「何でって、そりゃぁこの可愛くてかっこいいモテモテおっくんが
のことを愛してやまないからに決まってるやん」
「…私はキライ」
「そんな言わんと、なっ?
ってことではいこれ俺のカバン。待っといてな〜」
「ちょっと!!」

…がんばれ…」
「がんばる…」

別に本当にキライなわけじゃない。
でもどうしても好きにはなれない…
なんていうか、奥村はもてるから
なんかしらんがファンクラブがあるとかないとか…
だからその子達に奇襲されそうでイヤだし。
付き合うなんてもってのほかなわけ…


〜結局放課後〜

「あれ?あれって奥村が好きなやつじゃない?」
「ホンマや。可愛いやろ??レオ先輩とらんといてよ
可愛いからってすぐヤろうとするやろ」
「はいはい、てか付き合ってんの?」
「いいや、今日おとす予定」
「あっそ。そんななまけもんは帰れ!!
部活おわり!!」
「先輩大好き〜」
「キモイ!!早くいってこい」
「ほなサヨウナラ〜」


「お待たせ〜」
「奥村って何者?」
「はっ?」
「いや、レギュラーとかいろいろあるんでしょ?」
「あぁそういうことね。俺レギュラーやよ」
「ふぅん」
「何興味持ってきた?」
「いや、別に。てか帰るよ」
「待ってや、俺チャリ通やから自転車とってくる」
「早く〜」
「おぉ!!」

奥村チャリ通か…
本当に私なんも知らないのにな…
なんで奥村は私のことイロイロと知ってるんだ?!

「おまた〜ハイのって」
「うそだ〜」
「何が」
「後ろ?私が?」
「前がいいの?」
「いや、そういうことじゃなく…2人のりですかい?」
「あたぼ〜」
「…やっぱ私帰る!!」
「まちぃや、まぁまぁのって。体重のこととか気にせんでえぇから
のほうが軽いの知ってるし」
「!!何でしってんの?!」
「なんでって…愛の力」
「嘘つき…」
「まぁえぇから」

マジでちょっと恐いよ…
2人のりとかしたことないよ〜
てか学校でてすぐって…
めっちゃ急な坂やん!!
落ちそう…恐いよ〜

「しっかりつかまっとき〜」
「いやぁ〜!!」

〜ここからは奥村サイドでお送りいたします〜

「しっかりつかまっとき〜」
「いやぁ〜!!」
「いぃやっほ〜」

あはは〜
風邪が気持ち〜い
の匂いがする〜
背中が気持ち〜い
の胸があたる〜

「奥村〜恐いよ〜」
「しっかりつかまっとき!!」

なぁんていって得するのは
俺も〜
あはは〜青春ですなぁ〜
てかの胸いくつだろう…
サイズまでは聞けなかったんだよなぁ…
まぁAでもBでもCでもDでもかまへんわ〜
きもてぃ〜
レオ先輩やないけど
女の子の胸はなんでこんなに気持ちえぇんや??

ってそんなことばっか考えんと
告白せなな…

〜?」
「何よ…」
「恐かった?」
「ものすごく」
「ゴメン」
「なんで奥村が謝るの?
あの坂道がいけないのよ…
というよりあんなところに学校建てた人が悪いのよ…」
「…なぁなぁ」
「何?」
「ホンマにのこと好きなんやけど」
「…私はまだキライ」
「えぇ〜なんでなん」
「…というか奥村のことあんまし知らないし」
「付き合ったらわかっていくって」
「そういうのはイヤなの」
「ほな友達から?」
「それならいいよ」
「よし。ほな、

チュッ

ご挨拶ということで」
「!!」
「えへっ☆」
「…友達以下…」
「それはイヤや〜」


とりあえず脈ありか…
まぁまちまちがんばっていくとしますかね。

てか毎日一緒に帰ったら
毎日の胸が…




コメット
いいのか私?!
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