〜リカさまリクエスト〜


今日は何時に帰れるのかなぁ…

「ちょっとタバコいってくる」
「いってらっしゃぁい」

気晴らしに屋上へ…

にあいてぇよ〜」



一方楽屋…

コンコン
「あのぉ…」
「あれ?ちゃん?」
「あっこんにちは。おっくん洋輔さん知らない?」
「洋輔はタバコ吸いにいったよ」
「またかぁ…タバコ体に悪いのに…」
「まぁえぇやん」
「なんでよ…心配なのに…あっ洋輔さん!!」
「あれ?…」
「来ちゃいました」
「…なんで来たの?」
「ダメでした?」
「いや、うれしいけど…」
「洋輔はいいな〜彼女いて」
「そうやそうや、ちゃんめっちゃかわえぇし
性格もえぇし、おもろいし」
「おっくん何いってんの!!」
「だってホンマのことやのに」
「恥ずかしいじゃん(///)」

ちょっと前から気になってたんだけど
なんでおっくんにはタメ口なのに俺には敬語なの…
彼氏は俺だぞ…

…」
「何ですか?」
「ちょっといい?」
「あっはい」
「またなぁ〜」
「うん」

やっぱりタメ口…
すっげぇムカツク…
俺ってまだまだガキだし…

「ねぇ」
「はい」
「なんで敬語なの」
「えっ」
「何でおっくんにはタメ口で俺には敬語なの」
「なんでって…そりゃ…」
「そりゃぁなに」
「恥ずかしいから…」
「えっ」

案外意外な答え…

「洋輔さんとしゃべると
心臓がはちきれそうなくらいドキドキして
いつもみたいにしゃべろうとするとなんか変な言葉になっちゃうし
すっごくすっごくレオさんみたいにテンパッちゃって
とにかくとにかく…」
「あっあの…もぅいいよ」
「ごめんなさい」
「いや、うん。ありがとう」
「なんで?」
「正直にいってくれて。ちょっと安心したよ」
「??」
「おっくんのほうが好きなのかと思った」
「そんなことありません!!」
「ありがとう。でもちょっとずつでいいからタメ口でしゃべれるようにしようね」
「がっがんばります」
…そういえば学校は?」
「単位取れてるから休んじゃいました」
「…そんなことしてると俺みたくなるぞ…」
「大丈夫ですよ。私結構成績いいし、ちゃんと通ってましたし」
「…遠まわしに俺のことバカにしてない…」
「そっそんなことしてませんよ!!全然!!(焦)」
「あははは。わかったって。んじゃぁ今日は一緒に帰ろうな」
「はい」


まだ俺らは20過ぎてもガキなのかもしれない。
ちょっとずつ2人で大人になっていこうな。

喧嘩もしたり
ヤキモチもやいたり
いろいろして
大人になっていこうな



コメット
微妙な妬き方ですね…ゴメス
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