〜りぉさまリクエスト〜



「あのさぁ…」
「はい?」
「会ったのは初めてだけど
まだ俺なんもわかってないかもしれないけど
俺と…俺と付き合ってください」


初めてちゃんに会った。
会って告白しようと決めてから俺は強くなった気がする。
メールだけで知り合ったけど
メールでもわかるくらい本当にいい子だと思った。
俺にはこの子しかいないと思ったから。

会ってすぐに告白するのも軽そうに思われるかもしれない
けどそれ以上に俺の気持ちは固まっていた。


「俺、絶対ちゃんのこと幸せにするから」
「あっあの…」
「?」
「私…今日…」

ふられるのかなぁ…

「今日覚悟決めてきたんです」
「何の?」
「私もメールしてるときから好きでした!!」
「ほっ本当に??」
「はい…」
「じゃぁ…」
「お願いします」
「いやった!!」


きっと俺には神様がいたのかもしれない
歳の差も生まれた場所も関係ない
きっと神様はちゃんにあわせるために
あの日パソコンを開かせたのかもしれない



その後…
〜」
「何?」
「今日は早く帰るから学校終わったら家でまっといてくれよ」
「わかった。ご飯作ってまってるね」
「うん。んじゃぁ」
「いってらっしゃい」
「行ってきますのチュウは?」
「はいはい」

チュッ

「んじゃいってきまぁす」
「いってらっしゃい」


僕たち今幸せです。




コメット
ほんわかですね。
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