逆転



オレはへたれです。

「ちゃ〜ん…ゆるしてよ〜」
「もぅ!うるさい!!」
「凹」

今日も愛しのちゃんに
怒られました…



今日はお仕事が速く終ったので
の家に直行

「（急にきたからびっくりするかなぁ？）」

からもらった合鍵で入って、
後ろからギュッなぁんてことしてみようかな…（ニヤニヤ）

がちゃっ

シー!!（お前さんだよ…）
がきづいちゃう!!

はっけ〜ん。

あれ？泣いてる？

「？」
「ふわ?!レオくん!!」
「どうしたの？」
「なんもない…」
「なんかあったの？」
「先輩とちょっと…」

気になるじゃん…

ということで聞いてみたところ
なにやら先輩と言い合いになってしまったらしい

「はそんなに悩むことないと思うよ…」
「なんで？」
「だってはの考えをいっただけでしょ？」
「うん」
「だったらいいじゃん」
「だめだよ…きっと怒ってる…」

いつもオレには強気ながしおらしく見えて
すっごく可愛い…
それと同時にいとおしい…

「?!」

後ろからを抱きしめたら
すっごいビクッってした…（可愛いなぁ。もぅ…）

「大丈夫だって」
「…」
「明日その先輩にきちんと冷静になって
もう一回話してみたら？」
「うん」
「そしたら大丈夫だよ。
は日頃の行いがいいから」
「うぅん??」
「いいの!!」
「うん」
「よし。落ち着いた？」
「ありがとう」
「いえいえ」
「いつもは逆なのにね」
「たまにはね」
「ありがとう」
「どういたしまして」



オレだってやるときゃやるさ。