おれも犬になりゃよかった・・・

只今彼女の家に来ております。が、友達の犬を預かったとかで、寝室でお世話してるんですよォなんせおれは動物が嫌いだからねぇ・・・優しいのはうれしい。
おれのこと思って近づけないようにしてることもわかってるけど・・・
おれが寂しいじゃん・・・
「なぁなぁ」
「ん?」
「そろそろこっちこない?」
「だって・・・こら、ハグ!いや!こしょばい〜」

なんか騒いでるから気になってチラ見・・・
「!!おいっこら犬!!」
なんとおれの彼女を押し倒してるではないか!(注:ただじゃれあってるだけです
「あれ。レオ君大丈夫なの?」
「いやいや、大丈夫じゃないけど。。。」

おいおい・・・顔とかなめてるよ・・・



いいなぁ・・・


「レオ君?」
「・・・・いいなぁ」
「何が?」
「犬が」
「?大丈夫?」
「大丈夫。」

だってさぁ・・・何しても怒られないんだよ・・・
今だって、ほら、顔とか、口とかなめてんだよ??
おれだったらぜってぇ怒られるのに・・・(あたりまえです・・・

「おれ今日から犬な」
「はっ?大丈夫?頭痛い?」
「いや、いたって正常さ」
「どうしたの」
「だってぇ犬だったら体中なめても怒らないだろ?」
「・・・・・・変態?」
「うん」
「(!!)あのねぇ・・・犬だからって体中なめられたら怒るよ・・・私は」
「っえ!まじで!!」
「あたりまえじゃん・・・」
「んじぁ、一緒に寝たり風呂はいったりするんじゃねぇ」
「する・・・かも・・・」
「ほらみろ!犬のほうがおれより進んでるよぉ」
「恥ずかしいこといわないで!!///」


あぁ

なんか

ムラムラしてきた

はぁ・・・

「なぁ・・・」
「なに?」
「やっぱおれ今日から犬になる・・・」
「あっそ。勝手になれば・・・(本当に大丈夫かしらこの人頭)」
「んじゃお言葉に甘えて・・・」

取り合えず軍手・・・
あったあった
よいしょ

「(レオ君がハグ触った!)」
「君はココ」

カチャ
「よし。準備満タン」
「なにしてんの」
「えっ?犬」
「んでひざまくら?」
「うん」
「犬じゃなくてもたまぁにしてくるじゃん」
「そっか・・・んじゃぁ・・・」
「ちょっ、ちょっと!!」
「何?」
「何じゃないわよ!どいて!」
「僕犬だからわかんないワン!」
「めちゃめちゃ、しゃべってんじゃん…」
「ワンワン!(ペロッ)」
唇なめなめ〜
「いやっ!ちょっと本当にやめて!」
「ワンワン(ニヤニヤ)」
「変態犬!」
「なんと言われようとかまわないワン」


けっこう犬もいいかも・・・



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