彼女の癖


「洋輔ぇ〜」

俺の彼女はすぐ抱きつく

「えへへ〜」
「どうした?」
「別に〜…洋輔ぬくい〜」
「どうも」

べつに俺に抱きつくのは構わないんだよ…
ものすっごくかまわないんだよ…
でもね…

レ「あれ〜ちゃんおひさしぶりぃ」
「あぁレオさんだぁ〜」

とてとて…
ギュ〜

お「あれ?ちゃん久しぶりやんな〜」
「あっおっくんだぁ〜」

とてとて
ギュ〜

慶「おっくんそんなことしたら…」
「慶くんだぁ〜」

とてとて…
ギュ〜

健「あぁ!!みんなずるいぞ!!」
「健ちゃんだぁ〜」

とてとて…
ギュ〜

孝「ちゃんいい加減にしないと洋輔が…」
「加納しゃんだぁ〜」

とてとて…
ギュ〜

帰るよ」
「もぅ?」
「帰るぞ!!」
「(ビクッ)はひ…」
「んじゃな」
5人「ばいば〜い(洋輔ったら…)」


いつも楽屋とかに来ると
あぁなる。
だから俺からは誘わない。
だって自分以外の男に抱きつきに行くとかって
普通にいやじゃん。

「洋輔ぇ?」
「何」
「怒ってるの?」
「そう思うならそう思えば」

ついつい口調もきつくなる


「洋輔ぇ」

ギュ〜

「(ビクッ)何?」
「怒らないでぇ」
「怒って…ない」
「ホント?」
「…」

なんでかわかんない。
けどに抱きつかれると何でも許してしまう…
甘いのかなぁ…
でも今日こそは本当のことを…

さぁ、いっつも誰にでも抱きつくじゃん」
「うん」
「それを見てるのはいやなわけよ、彼氏だし」
「うん」
「だからやめてくんない?」
「…がんばる……」
「んじゃぁ、本当に怒ってない」
「よかったぁ」

ギュ〜

「あっ」
「別に俺にならいつでも抱きついていいよ」
「よかったぁ〜」
「誰か抱きつきたくなったら俺んとこおいで」
「うん(^u^)」


次の日…

レ「ちゃ〜ん」
「レオさんだぁ〜」
レ「あれ?今日はないの?」
「何がぁ?」
レ「ギュ〜って…」
「洋輔にしかしないのぉ」
レ「(っち)そっかぁ、でもたまにはしてよ〜。
俺が寂しいから」
「ときたまだけだよ〜。洋輔怒るから」
レ「じゃぁ洋輔いないところなら…」
「ばっちしいるんですけど…」
レ「いつの間に!!」
「「最初から…」」
レ「まぁそういうことで〜」
「ぜってぇ渡さないからな!!」
「洋輔大丈夫だよ?」

ギュ〜

「何で?」
「だって私洋輔の彼女だもん」


たぶんいつになっても
だけは手放せないんだろうな…




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