ユルスマジトマト

「おっく、おっく」
「なに?」
「おっくは男なん?」
「(!!)あたりまえやろ!!今さら何?」
「いや…他のメンバーより細っこいから…」
「(健一とかも細いやん…)そんなだけで女なん?」
「ううん。だっておっく私より、レオ君より可愛いやん」
「(何でレオ君入り?!)可愛ないし…」
「ほぉら、照れちゃって」
「(怒ってるんですけど)」

僕の好きな人は変・・・
RAGのヘアメイク担当で、仕事でいつも会う。
合うたんびに好きになっていく。
好きになっていくたんびに変さがわかる。

「ポ〜〜〜〜ゥ!!ちゅわ〜ん」
「何?」

ちゃんはレオ君に抱きつかれてもビックリしない。
(っていうか、抱きつくな。)

ちゃん今日の服も可愛いねぇ」
「ありがとう(ニコニコ)」

ちゃんは洋輔の、照れ隠しの言葉にはときめきもしない。
(ちょっといい気味)

「健ちゃん!!早く片付けてよ!」
「え〜一緒にやろうよ〜」
「一人でやりなよ。(スタスタ)」

ちゃんは健一の母性本能くすぐり作戦には引っかかるどころか、
少々怒り気味…
(そんなんにひっかかるか!!)

ちゃん肩もんでぇ」
「いやですよ。」

ちゃんは加納さんのスキンシップを軽々とことわる。
(僕はようできひんわぁ…)

「(ニコ)」
「(///)」

ちゃんは加藤君のスマイルに弱い…
あのスマイルを見ると赤くなる
(何でやねん!!)

ちゃん」
「何?」
「加藤君のこと好きなん?」
「(///)なっ何いってんじゃわ!!」
「(むっちゃ焦ってるやん…)好きなんや…」
「ちがいますって…」
「何で?だって目合っただけで赤くなってたやん…」
「そっそれは…」

あぁ…めっちゃこどもやん…

「おっくだけにしかいいませんよ!!」
「やっぱ好きなん?」
「違いますって!!実はですね、夏のライブのときに汗かいたんで、
着替えてて、楽屋に私一人だったからキャミでうろうろしてたら、
その姿を見られてしまって…なんかそれから恥ずかしいというか、気まずいというか…」
「(クソトマト!!)ほな、別に好きとかじゃないんや」
「さっきからいったじゃないですか…ホントに内緒ですよ!!」
「うん。それより、ちゃんのホントに好きなんだれなん?」
「それはいえません!!(中山キ○ニく○風)」
「(っち)……ちゃんはどう思ってんのかしらんけど
僕は…オレはちゃんのこと大好きやねん。だから付き合って」
「ぬおー――!!」
「!!」
「そんな滅相もない!!おっくにはもっとこう、相応しい人が…!!」

あまりにも可愛く断ろうとしたから…


チュッ


「にょっ!!(///)」
「(ニコッ)」
「(///)…あっ、あの…」
「なに?」
「お願いいたしまする」
「こちらこそ」


あまりにも可愛くOKしてくれたので…


ギュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜






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