変化


前の記憶というものは
意外にも覚えているものです。


今日駅前で初恋の人を見かけた
彼は中学校1年の時とかわってなかった



今日駅前で初恋の人を見かけた
彼女は小学校の時とはかわっていた



「あれ何?」
「さぁ、路上ライブかなぁ…いってみる?」
「(あっ健ちゃんに似てる人…てか本人?!)」
「ねぇねぇ?」
「あっ。うん。いいや、私あぁいうの苦手だから先帰るね。ごめんねバイバ〜イ」
「そっか。気を付けてぇ!明日ねぇ!バイバ〜イ!」

友達と別れて電車を待つ
待ってる間中学校の記憶を引っ張り出し懐かしんでいた。。。


「あの…もしかして、?」
「!?」

ふりむくとそこには彼…

「すみません人違い
「久しぶりっ元気にしてた?」
「やっぱり?」
「うん。変わってないね健ちゃんは(笑)」
「変わったよ!!ほら。オレの方が背高い!!」
「アハハ…見た目だけ大人になったくらいじゃん」
「そういうは変わったよな」
「そう?少しは頭良くなったくらいかなぁ(笑)」
「いや、なんか大人っぽいよ…」
「大人だもん」
「そうじゃなくて…」
「あっもう電車きちゃう。んじゃね」
「ちょっ、まって!!」

なにやらメモ帳に書いてそれをやぶいて

「これオレの番号とアドレス。また会おう。今度はゆっくりはなしたいから」
「うん。じゃぁバイバイ」
「ぜってぇ連絡しろよ!!」

そういって走り去っていった

なんとなくだけど
私の初恋はまだ終ってない気がした。

べつに告白したわけでもないから
ふられたわけでもなく、
ふったわけもなく、

未練があったわけでもないんだけどなぁ…


あれから1週間後、再びあった。

「オレさぁ、小学校のときからさ
お前の事好きだったんだけど」
「ぐふっ!!」
「大丈夫かよ!!」
「うっうん…」

あまりの突然な告白に紅茶をだしかけた…(あぶねぇ…)

「今も…好きなんだ…」
「へっ?」
「今ものこと好きなんだ」
「でも、中学の時みきちゃんとかのんちゃんと付き合ってたじゃん…」
「あれは…の気をひくために…(///)」
「でっでも…(///)」
「本当にずっと…ずっと好きなんだ!!
もし付き合ってる人とかいなんなら付き合ってください」
「えっ……うん。ヨロシク(///)」
「まじ?」
「ウソ?」
「えっ?」
「本当」
「本当?」
「うん」
「やったぁ」



はれて初恋は長い年月を経て実りました


、キスしよ」
「えっ(///)」

チュッ

「(///)」
「やっぱ可愛い」



私が思い描いてた彼は少しずつ大人の男性にかわっていった
所詮私の中いたのは小さい時の記憶…




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